OSって何?
スマートフォンにもAndroid OSやiOSなどが搭載されてるOS。
聞いたことはあると思いますが、順にみていきましょう。
OSとは
正式には、「Operating System(オペレーティング システム)」と呼ばれ、端末全体を管理し制御する重要な役割を持ってます。
例えば、インターネットで何か検索する際、マウスでブラウザを起動し、キーボードで検索ワードを入力しますがこういった一つ一つの動作を可能にするためにはOSが必要になります。
このようにOSは端末の基本操作に関わるソフトウェアなので、基本ソフトウェア と呼ばれています。
ちなみに有名な Microsoft Office や InternetExploere などは 応用ソフトウェア または アプリケーション と呼ばれています。
役割の詳細
それではOSの役割についてもう少し詳しくみてみましょう。
タスク管理
タスクは直訳すると仕事ですが、例えばアプリケーションの実行やキーボードやマウスの入力処理が行われた場合にOSはそのタスク(仕事)を行う順番を決定したり、タスク(仕事)を行うのに必要なCPU(パソコンの頭脳)やメモリ(作業場所)などを割り当てます。
ちなみに、最近のOSは複数のタスク(仕事)を同時に処理するものが主流となっています。
例えば、Wordで文章を書きながらインターネットで検索することができます。
このような機能をマルチタスクと呼びます。
メモリの管理
メモリについてよく例えられるのが机の広さです。
机が広ければ広いほど仕事がしやすくなりますし、同時にできることも多くなります。
このメモリ管理は、ただタスクにメモリ(作業場所)を割り当てるだけでなく、タスクが終わった後のメモリの開放(後片付け)も行います。
ファイル管理
フォルダ(データを格納する入れ物)の中にあるファイル(データ)を見ることができます。
また、あるフォルダの中にファイルと別のフォルダがあって、その中にまた別のファイルがあるように、階層構造を作っています。
このような端末のファイル構造を管理するのもOSの機能の1つです。
周辺機器の管理
周辺機器とはキーボード、マウス、ディスプレイなどの端末本体に接続するハードウェア(物理的な機器)のことです。
キーボードやマウスからの入力を処理しプリンターやディスプレイに出力するなどの作業をOSが行ってます。
「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」の略で、異なるアプリケーションソフトが共通して使える機能を提供しています。
例えば、「フォント(文字の書体)」などの共通した機能を提供することで、各アプリケーションソフトの製作者は、全て作りこむ必要がなくなります。
このようにOSはさまざまな役割を持っており、まさに人とパソコンの橋渡し役と言えますね(^ ^)
最後までお読みいただきありがとうございました☆
次回の裏メモは「CPU、メモリ、HDD/SSDって何?」 です。