ファイル、フォルダって何?その2
前回の裏メモが少し長くなってしまったので2回に分けさせていただきました(^ ^;)
前回はファイルについて説明しましたので、今回はフォルダについてです。
フォルダとは
ファイルを格納する入れ物で、「ディレクトリ」とも呼ばれます。
では、このフォルダの階層構造についてみてみましょう。
フォルダの中にフォルダを作成しさらにその中にフォルダを作成と、階層を作ることができます。
図のように木の枝分かれをイメージできることから、ツリー構造 とも呼ばれます。
なお、階層構造の一番上のフォルダを ルートフォルダ(ルートディレクトリ)といいます。
一番上ということは、これを削除すればその階層のフォルダやファイルもすべて削除されるということになります。
次に、この階層構造の パス について説明します。
パスとは
ファイルの住所を表すもの で、下図の赤枠の箇所を指します。
Windowsはこの階層構造をパスで把握しています。
上図のように、円マーク「¥」でフォルダを区切って階層を表しますが、スラッシュ「/」を用いる場合もあります。
※本来、円マークはWindows での表記で、スラッシュはUNIXというOSでの表記になります。
例えば、「/froogh/index.html」というパスの場合、最初のスラッシュがルートフォルダを示します。
したがって、最上位のフォルダにある「froogh」というフォルダの中の「index.html」というファイルのパスになります。
次に、パスの記述方法には複数あります。
フルパスとも呼ばれ、最上位の階層を起点として目的のファイルがどこにあるかをすべて(フルで)記述する方法です。
先ほどの「/froogh/index.html」も絶対パスの記述です。
【パスを確認する方法】
ファイルを右クリック→プロパティの順でクリックし確認できます。
最上位の階層であるルートフォルダは、ハードディスク(ローカルディスクC:)であるので、「C:」から記述します。
そして、フォルダ毎に円マーク「¥」で区切ります。
カレントフォルダ(現在開いているフォルダのことで、カレントディレクトリともいいます)を起点として目的のファイルがどこにあるのかを記述する方法です。
この場合、目的のファイルが同じ場所でもカレントフォルダ(現在開いているフォルダ)が異なれば相対パスの表記も異なります。
相対パスは、カレントフォルダ(現在開いているフォルダ)を ピリオド1つ「.」、1つ上の階層のフォルダを ピリオド2つ「..」で表し、フォルダを円マーク「¥」で区切ります。
下図の階層構造を例にすると、
カレントフォルダが「フォルダD」の場合、「フォルダB-1」の相対パスは、
「../../フォルダB/フォルダB-1」となります。
「フォルダD」の1つ上の階層に「フォルダC」があって、さらにその1つ上の階層に「フォルダB」があり、その中の「フォルダB-1」ということになります。
相対パスは主に、ウェブサイトの作成でサイト内の各ページへのリンクを設定するときに用いられます。
パスに関する注意点
先で説明したようにWindowsはファイルをパスで把握しています。
ということは、Windowsが使うシステム上のファイル名などを変更してしまうとWindowsはそのファイルを見つけられなくなるため正常に起動しなくなることがあります。
そのため自分が作成したもの以外は移動や名前の変更はしないように注意しましょうd( ̄  ̄)
今回も長くなりましたが、ファイルやフォルダは必ずといっていいほど使うので覚えておくことで必ず仕事に役立ちますよ(^ ^)
最後までお読みいただきありがとうございました☆
次回の裏メモは「パーティションって何? 」 です。
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